京都・通圓(日本最古のお茶屋さん)に行ってきた!体験談レポートとメニューや歴史について!

レポート

京都大好きなPiroは年に数回、定期的に京都を訪れております。
大好きすぎて、もはや観光そっちのけでどこに移住をしようかと探しだしてしまう始末。
いやいやあそこは家賃が高いから!と自分に言い聞かせながらウロウロしております。
今回は野暮用があり日帰りでの観光だったので時間が余り無かったのですが、小学校の修学旅行以来の宇治に訪れてみました。
宇治といえばお抹茶ですね!お抹茶処、いろいろ悩みましたが、今回は宇治にある日本最古のお茶屋さん「通圓」(つうえん)に行ってきましたので紹介したいと思います!

通圓の歴史

宇治川に架かる宇治橋のたもとにある茶屋、通圓。
なんと創業は850年以上も前の平安時代末の永暦元年(西暦1160)、日本最古のお茶屋さんです!
あまり聞いたことないような創業年数ですね(°_°)

現在の建物は、寛文十二年(1672)に建てられた江戸時代の町家の遺構を残す建物で、江戸時代初期の建築方法だそうです。京都府の文化財指定を受けてるそうですよ。 

平安時代末期の武将、源頼政の家臣、古川右内が宇治橋の橋守(守護職)を命じられ、やがてここで一服の茶を点てて振る舞うようになったのが起源だそうです。
7代目・通圓はアニメ「一休さん」のモデルとなった禅僧・一休宗純とも親交があり、お店にある「初代通圓木像」は一休禅師の作だそう。

また、宇治川の水を汲み上げる際に使われた、千利休が作られた釣瓶も大切に保管されています。
お座敷には数100年を経た江戸時代の茶壷が並び圧巻です。

狂言「通圓」の題材ともなっており、また吉川英治作『宮本武蔵』などにも登場するのですよ。 
なんと、足利義政・豊臣秀吉・徳川家康を始め諸大名も、この通圓でお茶を召し上がったと記録に残っているそうです!

通圓のメニュー

そんな通圓、お茶やデザートもさぞかしお高いのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことはないです。

お抹茶と茶だんごのセット(琥珀付き)は900円。こちらは店頭で販売されている「満天」という30g 4,800円(税込)もする高級なお抹茶とのセットです。 
茶だんごは追加メニューに1串70円であります。
茶そばは900円からありますよ。

意外にもリーズナブル(* ´艸`)

やはり、昔からこの地でここを通る人々の無病息災と、橋の長久祈願をかねてお茶を振る舞ってきただけありますね。
より多くの人に、純粋にお茶を楽しんでいただきたいという思いの表れなのでしょうか。

通圓へのアクセス

〒611-0021 京都府宇治市宇治東内1番地
京阪電車宇治駅前・宇治橋東詰
電話0774-21-2243 FAX0774-22-5348
Eメール tsuen@carrot.ocn.ne.jp
営業時間 午前9:30~午後5:30 年中無休
(お電話でのご注文は月~金午前10:00から午後5:00)
京阪宇治駅 真正面
JR宇治駅 東へ徒歩7分

まとめ

ゆるりと流れる宇治川を眺めながらお茶をいただく、なんとも贅沢な時間。
歴史上の名だたる人物と同じ景色を見ながらゆっくり過ごせるとは。。。
短い滞在でしたが、タイムスリップしたような至福の時を過ごすことができました。

みなさんも宇治に行かれた際には是非立ち寄って、遠い遠い昔に思いを馳せながら、一服してみてはいかがですか?

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